世界観・用語
ノーア地方の北半分を統治している大国。
王都は大きく分けて下町、中層区、貴族街に区切られている。
無駄な争いの少ない、平和で気候に恵まれた活気のある街。
星霊がひっそりと生きている唯一の国だが、ほとんどの人々に忘れ去られている。
自然の力を司る、人とは異なる存在。
芽吹きの恵みと呼ばれる、植物の成長を促進する力を持つ。
この能力を使って育てた植物には、癒しの効果が宿る。
星霊調香師が手がけた香りをまとうことで、ほぼ人間に近い体を得る。
この行為は、同調と呼ばれている。
また、星霊の姿は人間には見えず、同調したあとも一見しただけでは区別がつかない。
星霊調香師と同調したときに生まれるもの。
星霊にとって、命と同等の価値がある。
星心を奪われた星霊の呼称。
癒しの力を失い、代わりに他者を傷つける力を持つ。
奪われた相手には、絶対服従することとなる。
また、星心を壊された場合は心を失い、暴走する。
同調したのち、星霊調香師と離れ離れになってしまった星霊の呼称。
第三者による奪取や調香師の寿命など、理由はさまざまある。
星霊の声を聞くことができる者。
星霊と同調ができる唯一の存在。
芽吹きの恵みを駆使した素材を用いて調合することで、癒しの効果を何倍も高めた香水を作ることができる。
ジュリオンが所属している王国の騎士団。
主に、星霊に関する任務や依頼をこなす。
他の騎士団に比べて人手が少ないため、忙しなく王都を駆け回っている。